オスグットの患者さんのその後

 小学6年サッカー少年のオスグット患者さんのその後。
月曜日に治療を行い、その日に正座が可能になったので
早速、お祭りの太鼓練習へ。 30分の正座で再発。
痛くて歩けない位になってしまった。 と木曜日に報告を頂く。

 曲がらなかった膝が曲がりうれしくて好きな事を出来る喜び
で、極端に同じ姿勢で(正座)負担を掛けてしまった。
当院の指導が甘かったことで再発してしまった。 反省。

 今回の治療も正座までOKです。少しハリが強い個所があり
重点的に弛めた。 また、特別なストレッチも指導する。
今日は、お父さんが付き添いで来たので、指導頂く為にも
原因や、回復させるための理論を説明しながら治療を行いました。 

痛みが取れて動けるようになったが、まだ完全ではありません。
徐々に身体を慣らしていくように指導をしたつもりでしたが上手く
伝わりませんでした。 今回は、患者さんも苦い思いをしたので
無理はしないと思います。でも、動けるのなら痛みの出ない範囲で
動いてもらうように指導しました。

スポーツの秋です。 この地区は、学校対抗の陸上大会もあり
放課後運動場で5,6年生は今まで以上に身体を動かすので
オスグット等の障害も出やすいですので注意しましょう。