腱鞘炎(けんしょうえん)

給食調理関係の仕事を行う40歳代の女性が、両手の腱鞘炎で来院。
数年前に、一度腱鞘炎の手術をしいて、その時は良くなり、医者からは再発しないと言われていたようですが、今回も同じ症状になってしまう。

日頃から、重い物を持つ関係から数日前より違和感を感じながら仕事をしていました。肩~腕のハリをゆっくりとの除き、特に『握ると力が入らない』、『第3,4指の第二関節の痛み』を訴えていました。
前腕~上腕を弛め、手を念入りに施術すると、大分楽になるのですが、手を握った時に、あと少し違和感が残るのです。

私の師匠は、このような微妙な痛み、違和感にも向き合い常に改善させることを考えて施術していましたので、私も自然と最後の違和感まで何とか改善する方法を考えていました。 今回の改善のポイントは患者さんの仕事の中からヒントを頂き実践してみたら、先程までの違和感が一瞬にしてなくなりました! 患者さんには、再度握っての違和感を確して頂くと『あれ? ない!』 楽になったよ。『不思議?』 この言葉を頂いた時には最高の満足感を味わえます。

良かったですね。 重量労働で無理をしていますので少しお休みください。

微妙な違和感も最後まで諦めないでくださいね。 お待ちしています。